ライヴ・イマジン8のフォーレ・ピアノトリオ
「田舎の日曜日」という映画をご存知でしょうか?とても映像が美しい1984年のフランスの映画作品ですが、音楽にはフォーレ晩年の「室内楽」が3曲も使われています。画面から突然ピアノトリオの第二楽章が鳴ったときには「あ~っ」と胸が高鳴りました。映像とのマッチングとかそういったことではなく音楽そのものが何かを語り訴えかけてきたからです。
4月25日に予定しているライヴ・イマジン8ではこのフォーレのピアノトリオを演奏します。どうせやるならここでひと捻りいれるのがイマジン流ということで、クラリネット、チェロ、ピアノのトリオで取り組むことにしました。フォーレは最初ヴァイオリンではなくクラリネット・ヴァージョンで、この曲をほとんど書き上げたと伝えられています。実際に練習をしてみると弦が二本でやるよりもそれぞれの旋律が分離してより明確に聞き取ることができるので全く違和感はありません。しかしフォーレが何故この編成を最終的に放棄して通常のヴァイオリンを使ったかは不明とされています。ブラームスの友人のようないいクラリネット奏者がそばいなかったのか・・?
1923年の公開初演にはこの曲のほかに大傑作の連作歌曲「優しき歌」もプログラミングされましたが、これはライヴ・イマジン7で演奏したばかりなので偶然とはいえ何ともその繋がりが嬉しいです。
ちょっと手前味噌になってしまいましたが、「田舎の日曜日」ならぬ「杉並の土曜日」に是非お越し下さい。
かめ
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