ピアノ入り室内公開レッスン速報
さる9月19日、来年年次大会ゲスト・三戸素子さんのリサイタルのために来日された、ティム・レーベンスクロフト先生の公開レッスンが、代官山エナスタジオで開催されました。受講曲は、ピアノトリオの名曲・シューベルトのピアノ三重奏曲Op.99第1,2楽章及び、ピアノ五重奏の名曲・ショスタコービッチのピアノ五重奏第1,2,3楽章。ティム先生は生粋の英国人ですが、通訳は同じく来年年次大会のゲスト小澤洋介先生で、ザルツブルグ時代に親しく交流されたというドイツ語で行われ、昨年同様、私たち日本人に非常に解りやすく噛み砕いた見事な通訳をして頂きました。
シューベルトでは、調性の移動による音色の変化の必要性、ショスタコービッチでは、圧倒的な迫力のために全員の息を合わせる大切さを強調された。
ここでは、各曲のレッスンの初めの部分だけ紹介しましょう。
by nagata
(シューベルトピアノトリオ・第1楽章を弾き終えた後。)ピアノのふたは、部屋の大きさを考えて、半開きが適当。
チェロの向きも、他の楽器に音が消されないように、少し正面向きで構えるなどピアノトリオは、特に聴こえかたのバランスを考えた方が良い。(チェロの向きを正面少し右向きに変える。)曲想としては全体的にもっと深く哀調に満ちた、内なる響きを求めた方が良い。フォルテはよく出ていますが、ピアノ、ピアニッシモではもっとこの曲にあった音量と音色が必要です。第一主題の出だしは、ドンと座ってそのまま弾くのではなく、前に進むような形で前へ前へ引っ張ってゆくようにしてください。ではどうぞ。。。

(ショスタコービッチ ピアノ五重奏曲第一楽章を弾き終えた後。)音楽的によく練習してあるように思いました。しかし、全体で響きがもっと一つになる瞬間が必要です。特に終わりの音の不揃いが気になります。(Vn1氏:確かに3番のところは、主導のVcが後から弓を返すので自分の弓が足りなくなる。)ピアノの方はもっと大胆に自由に弾いてください。ではどうぞ。。。。
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