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2006年9月28日 (木)

シューマン・・・

音楽雑談の続きです。

夏に長野の音楽関係の集まりへ行った際に、ある人と、「来年会うときには、シューマン通になっておくよ」と約束しました。

私は、何故だが、"シューマンの曲が記憶できない症候群"なのです。
聴いている時は、美しい! とか、迫力ある!とか感じるのですが
後から思い出そうとしても旋律すら浮かんでこない・・・まるで夢でも見ているようです。

長野で会った彼はシューマンの大ファンです。一番お薦めの曲を尋ねたら「全部」だそうです。

手始めに、シューマンの交響曲第一番変ロ長調作品38を眺めています。この曲、1841年の1月23日に書き始めて26日に完成したのだそうです。そして3月31日にメンデルスゾーンの指揮で初演されたとか。話題を呼んであちこちで演奏されたため元譜がいつも貸し出し中となり、度重なるシューマン自身での手直しと、写譜屋のミスなどもあって、色々なバージョンが出来てしまったようです。
そういう事情が重なって、総譜が出版されたのは、12年も後となりました。

私が眺めている総譜は、ミスやバージョン問題を一応解決したとなっていますが
まず、ぱっと判るのが、第一楽章のティンパニの相違です。

皆さんがお持ちのCD、第一楽章の10小節目の1拍目にティンパニの音ありますか?

by Tanaka@神奈川西部

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コメント

シューマンの交響曲第一番といえば「春」ですよね。この曲には非常に深い思い出があります。懐かしいなぁ・・・

私が大学オケで初めてメインの曲のトップを吹いたのがこの曲なんです。大学でオーケストラに入るまではレッスンで吹いていてばかりで発表会というのがなかったので、ものすごい上がり症だったんです。
なのに、この曲でトップ!4楽章にオケがパタッとやんでフルートのカデンツァがありますよね?オケが全く鳴っていなくて、自分一人で吹く恐怖って、弦の方々にはわからないでしょうね・・・。シェヘラザードのコンマスとかを経験しない限り。
本番は上がりに上がりまくったあげく、突き抜けてしまって奇跡的に上手く吹くことができ、これをきっかけに少し度胸がついたかな?
本当に美しい曲ですよね。こんないきさつがあったとは知りませんでした。お勉強になりました。

久しぶりに自分たちの演奏を引っぱり出して聴いてみました。一楽章の10小節目の1拍目、ティンパニあります。音楽之友社のスコアにも書いてあります。
本当に久しぶりに大学生の頃の自分が吹くフルートを聴いて懐かしさのあまり涙が出ました。

よい話題をご提供いただいてありがとうございました。

投稿: ぬる@Fl | 2006年10月26日 (木) 02時08分

素敵な思い出ですね。 塗木さんの、あの、澄み切った高い旋律は、こういう思い出の蓄積なんですね。その時はきっと背中に"戦慄"が走った事でしょう。

ところで、私が「春」と書かなかったのは、彼自身が最終的に原稿から「春」を削除して発表したからです。彼に敬意を表しました。

それから、最初のバージョンでは、冒頭は、BB-BB-B-となっていたようです。
当時のホルンと相性悪くてDに変えたみたいですが、今のホルンなら問題ありません。

いちど、初期バージョン聴いてみたいものです。

投稿: tanaka | 2006年10月26日 (木) 02時09分

>私は、何故だが、"シューマンの曲が記憶できない症候群"なのです。

これは聴き取りの力が低いです。
雰囲気に頼って聴くのでは不十分ですね。
もっと耳を訓練することをお薦めします。

投稿: 大きな樫の木の上で | 2006年10月26日 (木) 02時11分

”大きな樫の木の上で”さん、コメントありがとうございます。

本当に不思議なんですが、誠に変な”症候群”です。自分だけの問題だと思ってずっと黙っていたところ、時々ご一緒しているVnニストの方も良く似た症状で、ちょいと驚きました。

でも、ここのところ、彼の研究を始めて、少し出口が見えてきました。

おそらく、(理由はわかりませんが)、脳の中に、彼のパターンに反応する特異ニューロンが形成されてないのでしょう?

人か「認識」する時は、この”パターン”を用いていて、個人の顔が特定できるのも、これのお陰だとか。

過去の経験などで沢山のパターンを蓄えていて、初対面で、この人は、Adk7の組み合わせとわかると、これを記憶して、次から、○○さんだ、と判断できるようです。

おっと来客、続きは後ほど・・・

投稿: tanaka | 2006年10月26日 (木) 02時11分

音楽についてもパターンを沢山獲得する事が「耳を訓練する」事かもしれませんね。

最近彼の交響曲1番を詳しく見てました。今日、別用で、2番を聴いたら、ああ、彼の香りだ・・と感じました。

出口は近そう・・。

投稿: tanaka | 2006年10月26日 (木) 02時12分

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