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2008年2月 3日 (日)

ゲストの先生方の素晴らしい感性

エイパの年次大会の呼び物、ゲストとの合奏の事前練習会が昨日2/2(土)、葛飾シンフォニーヒルズ練習室などで室内楽6組、と最後にゲストに参加いただいた弦楽合奏団(アレンスキーのチャイコフスキーの主題による変奏曲)の練習が行われました。同時企画の室内楽クリニックの練習も行われましたので、参加者は、福岡、前橋、宇都宮、首都各県及び地元葛飾区で応募された方々も含めめ総勢40余名でした。

アマチュアの合奏にプロが1名加わっていただくと、どんなに弾きやすく且つ充実した合奏ができるかは、経験されたことのある方も多いと思いますが、メンバーの半分は初対面のグループも多く、譜読みを兼ねた自分たちでの事前練習は欠かせません。この練習の結果、どの楽章をゲストと一緒に合わせていただくかを決めて、2週間後の年次大会に備えるという仕掛けになっています。

さて、本題はゲストに加わって頂いた最後のアレンスキーの弦楽合奏団です。

ゲストの先生方は、2005年に結成された弦楽四重奏団クワトロ・ピアチェーリで、ヴァイオリンは東響コンミスの大谷康子さん、N響フォアシュピーラの齋藤真知亜さん、元東響トップの百武由紀さん、元都響主席の苅田雅治さんというエイパ始まって以来最高とも思われる方々です。

始めにエイパメンバーだけで1時間あまり練習した後に、ゲストが到着、後半1時間ほど一緒に弾いて頂きました。 選曲はやはり投票で決まったのですが、候補に推薦したのは指揮の中馬さんで、中馬さんの選曲作戦は「当たり」でした。ゲストの先生方の多くも多分はじめての合奏で、7つある変奏曲の番号が進むごとに曲の魅力を発見されて、先生方が感じた合奏方法を次々と提案して下さるというまれにみる指揮者とゲストとエイパメンバーのコラボレーションが実現したのです。

2/17当日の練習と本番に乞うご期待ですが、ここでは先生方の注目発言を2-3ご紹介しましょう。

第二変奏(百武先生):音形は細かいですが、ダイナミックスの指示通りに弾きましょう。

第3変奏(大谷先生):各パートで美しい音形カが並んでいますが、主旋律と裏があるので、裏のときは、弾き過ぎないように。

第4変奏(苅田先生):Vnの裏の音が遅れないように、Vcはシンコペーションを利かせること。

第5変奏(齋藤先生):(Vn2のトップなのに)Vn1の頭の休符音の感じ方をあわせること。(大谷先生):最後4小節のppは、悲しさが極まって、ちょっと微笑んでしまうような、万感をこめて弾きましょう。

第6変奏(大谷先生):pの中の松葉は、波がうねるように聞こえるといいですね。

第七変奏(齋藤先生):Vn2のシンコペの裏の音はリズムどおりには弾きません。場の雰囲気に合わせましょう。

終曲(齋藤先生):最後のピチカートはコンミスに合わせてください。

音符を弾くのではなく、まさに自分が感じた音楽をつくろうとする方たちでした。

nagata masao

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