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2008年6月 9日 (月)

メンデルスゾーンのオクテット

第一生命ホールの企画で、週末毎に3日間、2週間にわたる6日間でカルテットの歴史をたどるボロメーオカルテットの演奏会を堪能した。昨日最終日は、ゲストカルテットのエクセルシオが加わってメンデルスゾーンのオクテット。先週末にエクセルシオの吉田さんと大友さんが加わった「フィレンツェの思い出」が、幸松さんいわく歴史に残る名演だったので、このオクテットも楽しみにしていたが、まさに期待通り、特にその並び方が「目から鱗」だった。

by nagata

まずたねを明かせば、Vn1、Vn2、Va1、Vc1、Vc2、Va2、Vn4、Vn3というダブルカルテットの配置。(大友さんがVc1に入ったので、両カルテットが向き合うと言うことではなかったが。)

この配置が何故「目から鱗」かといえば、殆どの場所でのフレーズの分担や、リズムの掛け合いが、まさに第一カルテットと第二カルテットの分業になっていて、視覚的、音響的にぴったり。

とかくオクテットは人数が多いので、Vn1以外は音量を抑えてメロディーラインをはっきりさせたいのがエイパの常識だったと思うのですが、Vn3の西野さんの音はVn1に負けない音量でなんと生き生きと聞こえたことでしょう。伴奏やリズムがVn1から離れているのでステレオ効果でそれぞれがクリアで互いに干渉がない。見ても聴いても飽きない圧倒される30分でした。

終演後にエクセルシオの西野さんに伺ったら、Vn2 とあわせる1楽章の出だしは矢張り少しやりにくかったと言うことでした。ボロメーオのメンバーに伺ったら、これが作曲者のオリジナルだそうですが、Vnが4本並ぶ配置もありだと言うことでした。次回、どこかでオクテットをするときは、是非、この配置でやってみませんか。

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