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2009年12月25日 (金)

速度・強弱記号の本来の意味

Allegroforteといった多くの記号はイタリア語ですが、語源から言えば、早さや強さには直接関係のないものが多いそうです。今月終了したラジオイタリア語講座(講師はピアニストの関孝弘)で取り上げられた用語をご紹介します。

by nagata

1.Largo ゆったり感、広いスペース(速度とは無関係)。ポー川はイタリアで最も川幅が広い。

Adagio 静かに落ち着いて注意深く行動する様。

Lento 動きが遅く時間がかかる様。

2.Allegro 喜び、満足感、嬉しさなど明るい感情を表す。(速度とは無関係)

Presto 時間の早さを表す「早い」の意。

Veloce 速度の速さを表す「速い」の意。

3.Forte 人や物が物理的・精神的に耐えて頑張れる強さを示す。

Piano 普通の、一般的な、シンプルな状態。音量を下げる。

3.Andante 可もなく不可もなくそこそこ(平均値よりやや少ない感覚)。

Moderato 過ぎることなく丁度良い状態。知性ある思慮深い様子。

4.Crescendo 子供や動植物が自然に成長する。数や量が増える。

Diminuendo 減少する。

5.Vivace 生命力にあふれた躍動的な状態。快活さから生まれる輝くような雰囲気。

6.Staccato 分離する、引き離す。(離す距離や長さは決められていない)

Legato 何かで結ぶ、束ねる、繋ぐ。

7.Pesante 物理的に重く、苦労、不快感、退屈な状態。

Grave 心配、悲しみ、厳粛さから生まれる雰囲気。

8.Espressivo 自分の中にあるものを、他人にわかるように「外に出す」と表情豊かespressivoになる。

Con anima 魂をこめて。

Animato 元気に,いきいきと。

9.Tenuto 力を加えて同じ状態に保つ。

Sostenuto したから上に支える。人や物をサポートする。

10Tranquillo 澄み切った状態、静寂、幸せ、緊張のない穏やかな気持ち。

Agitato 不安で落ち着かない、興奮する、混乱する。

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